2022.11.01
2022.11.01に書いた日記
あいうえお
ひとつ ひとつ 並べていく
きっと それが大事なこと
5年前に決めたこと そこに向かって
ここまで学んできた ひとつ ひとつを
繋げて 繋げてもらい 形に変えていく
さあ はじめよう
本日 11月1日 私 日山翔太 は
ファッションブランド「SHOTAHIYAMA」の
デザイナーとして活動していくことを
1枚の紙 と ここに記す。
小学高学年の時 服に興味を持ち始めた
中学生の時に出会った ひとりの店員さん
知らない世界を たくさん教えてもらった
気づけば
意味もわからず ジミヘンの音楽を聴いて
一本の映画に憧れてスケボー買っては辞めて
裾を引きずってボロボロに破れたリーバイス
そんな高校生だった
あの時から 今も変わらず 好きだと言える
ファッションとカルチャーがある
高校卒業して 直ぐに販売員として働き始め
ファッションとビジネスがクロスオーバーし
自分にとって 何が正解なのか分からないが
ただ がむしゃらに目の前のことを行う日々
その中で出会えた 仕事としての やりがい
20歳
Dearという服屋は僕を大きく変えてくれた
ここで学んだことは数え切れないほどある
人と人 大切なものを教えてもらいました
ファッションは人の心を豊かにできるもの
それはここで出会えたお客さんから学んだ
25歳
イタリアでの出来事は新たな視野を広げた
単純なのかもしれないが 世界にいきたい
あの時 強く思った だから 動き始めた
26歳
カナダに拠点を置き 過ごした1年間の中
ニューヨークは 新たな夢と目標をくれた
見た景色 身体から溢れ出すエネルギーが
抑えきれなかった 今も 奮い立たされる
27歳
京都から東京 服飾学校に通い始めた
自分の手で服を作るための 第一歩だった
同時に サンプル縫製工場で働きはじめて
自身の技術を磨く為 向き合う日々だった
28歳
岐阜に引っ越しても 服作りの日々を送る
量産縫製工場で繰り返し行う仕事のなかに
小さな変化に成長を感じた時 嬉しかった
30歳になった
ファッションデザイナーとして挑戦します
ニューヨークが 僕に魅せてくれた景色を
また 新たな景色に 塗り替えたくて
2023年2月
自身初となる デビューコレクション
「SHOTAHIYAMA 2023FW」を
ニューヨークで発表することになりました
ひとりじゃない。 私から 私たちに
だから 出来る。 チームのみんなと共に
ここから はじめる 5年前に決めていた
さあ いこうか
Have a beautiful day.
Shota Hiyama