Story
私の服づくりは、世界三大ウールの産地である尾州からはじまる。
職人と話し合い、ウールで培った経験からアイデアを探す。
ヒマワリをどのように表現するか考えるなかで、糸で表現したいと思った。
野に咲くヒマワリを中心に、周りの色を拾い集めた。
それらの色を糸に置き換えて、小さな糸や長い糸を撚糸を行い、1本の糸(ヒマワリ)へ。
Fabric
ヒマワリの色を基に作成したコットン混の糸を、国内の手編み職人によりひとつひとつ時間をかけて生産。
国内撚糸工場にて糸を作成。
よく見ていただくと、糸も特徴があり、所々にはみ出た長い糸がある。
手編みによる程よい柔らかさと、ランダム感がある透かし編み。
不均一に見える透かし編みが、自然のようにも見える。
Style
夏が近づくにつれてTシャツで過ごすことが増えてきた。
ただ、こういうのを重ねて着たかった。
衿、袖口、裾のリブ幅を太めに設定し、ニットの強度を上げることで長く愛用できるものへ。
ジャストサイズでもオーバーサイズでも着ることのできるハンドニットベスト。
※同生地ハンドニットアイテム(ハット)と合わせての着用が、とってもすてき。