変わり続けるシャツの話 / 23FW PRODUCT
空が変わり続けるように
23FWコレクションは、変わり続ける空から着想を得て、ものづくりを始めた。
私自身が服を好きになったきっかけである70`sカルチャーや出会ってきた古着との思い出のひきだしを開けて、空が変わり続けるように、作った変わり続けるシャツを今日のブログでは紹介します。
COTTON FLANNEL CUTTING WESTERN SHIRT
青空を連想させたカラーのホワイトとブルー。夕焼けを連想させたカラーのオレンジとマスタードの4色展開になっております。
このシャツは、カラー展開ではなく、左右非対称のアンバランスなパターンデザインとヨーク部分など細部に施したカッティングによるフリンジに注目してほしい。
空に同じ空がないように、左右非対称にすることで空のひとつの要素をデザインとして落とし込みました。
また、空が日々変わり続けるように、着て洗うことで変化が生まれるように細部にカッティングを施し、フリンジができるようにしている。
生地には、起毛加工を施したコットンネル100%を使用することでビンテージライクな風合いが更に経年変化を楽しませてくれるだろう。
このシャツを一目見たときに目を惹くのは1着に20個もつけた色とりどりなスナップボタン。このボタンは光の角度で色の見え方が変わり、美しい。
ボタンを留める位置も、着こなしも自由だ。
ぜひ、お好きな方は着てください。
price : ¥29,700- ( include tax )
size : 2 ( M ) / 3 ( L )
Outfit Ideas
The Details
p.s
老舗ワークブランドのウエスタンシャツをよく着ていた。ビンテージのバイヤーをしていた頃、古着の山から個性的なデザインのウエスタンシャツを見つけた時は気持ちが上がった。ウエスタンシャツならではのヨークのデザイン、前立てや袖口にスナップボタンが好きだ。
そんなこともひっくるめて詰め込んだシャツを作ったということは、書くまでもないかもしれない。
ただ、今日はそんなことも書きたかった。
end.
Have a beautiful day.
Shota Hiyama